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RCEPがついに締結で日本がコテンパンに!?メリットとデメリットを整理

ホーク
ホーク

フハハハ、RCEP締結で我は世界の支配者になった~!

某国はそんな気分だろうね。大丈夫かなぁ…

ひよこ
ひよこ

2020年11月15日にRCEP(東アジア地域包括的経済連携)の加盟国が署名したとニュースにありました。

そして2021年4月15日、RCEP承認案が可決されました。

RCEP承認案、衆院通過 今国会で成立目指す(時事通信) – Yahoo!ニュース

↑リンク切れになりました。

RCEP協定 参院で可決・承認 巨大経済圏発効へ前進(TBS系(JNN)) – Yahoo!ニュース

↑リンク切れ

↑2021年4月28日、参院本会議で可決、承認されました。メディアでは表立って情報は出て来ませんでした。世間はGWの緊急事態宣言と、紀州のドン・ファンとやらのニュースでやたらと騒いでいます。

21年6月よりリンク切れてます。

ホーク🦅は何か引っかかるものがあり、いろいろ調べてみましたが、なんだかだいぶ日本は攻め込まれてんなぁと思ってしまいました…

少しでも危機感を持った方は一度最後まで読んでみてください。

そしてその危機感を他の方と共有してください。

RCEPって何よ?

アジア圏における世界最大規模の経済協定

あーるせっぷ、と呼びます。

RCEP(Regional Comprehensive Economic Partnership)では、ASEAN(アセアン)と呼ばれる10カ国(ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)に加えて、日本、中国、韓国とオセアニアのオーストラリア、ニュージーランドを包括する、世界的に見ても巨大な自由貿易の経済圏ができました。

RCEP構成国
RCEP構成国

世界のGDPや貿易額の約3割を占め、日本にとっては貿易額の約半分を占める地域での経済連携協定となりました。

日本・中国・韓国と初の経済協定

今回のRCEPは、日本にとって初の中国と韓国も加わった経済協定になります。

これまで日本は中国と韓国と経済協定は結んでいませんでした。

アジアの発展途上国については、既にASEANで経済協定が組まれている点や、日本にとってもTPP参加国と経済協定があるので、最も大きな影響を持つのは先ほど記載した中国と韓国と経済協定が結ばれた点だと思います。

TPPとの違い

ちなみに世間を騒がせたTPP(環太平洋パートナーシップ協定)も大きな規模の経済協定で注目を集めました。

現状はメキシコ、日本、シンガポール、ニュージーランド、カナダ、オーストラリア、ベトナムの7か国が締結しています。

米国は2017年にトランプ大統領になってから離脱表明しており、締結をしていません。

当初の予定では、世界のGDPの40%近くをカバーする世界最大の経済協定になる予定で、12か国の参加が見込まれ、もっと盛り上がりもあったのですが、アメリカが離脱して離脱する国も増え、なんだか中途半端な感じになっています。

TPP構成国
TPP構成国(当初)

RCEP締結のメリットデメリットを整理

RCEPのメリット😊

関税の引き下げによる輸入品のコスト低下

関税の引き下げ

例えば、TPP参加時にも起こったことですが、輸入品の値段が下がることが、私たちの生活に最も大きな影響を与える一つです。

TPPについては、2020年11月時点では、7か国での協定締結後およそ2年が経過したことになります。

今、私たちが実感できるものとして、豪州産の牛肉の値段や、ぶどう、オレンジやチーズの値段が下がったという風に言われています。

ですが、どうでしょう?

なんだか消費税10%へアップした効果の方が大きい気がしていてあまり実感がわきませんね。

ホントに意味あるの~?

ひよこ
ひよこ
ホーク
ホーク

TPPについても、確かに消費税と打ち消し合ってしまっていて見にくい点はあると思うけど、これからも段階的に関税の引き下げは行われるよ。

RCEPに関しても同様の効果が見込めます。

具体的には、例えば中国から輸入されるものが安くなります。

中国の輸入品目として多い割合のものは下記です。

電話機およびその他の機器(12.2%)、衣類および同付属品(10.2%)、携帯回線用・無線回線用電話(8.8%)、自動データ処理機械(7.0%)、がん具、遊戯(ゆうぎ)用具および運動用具(3.1%)、プラスチックおよびその製品(3.0%)など

出典:中国海関統計2017年12月号

カンタンに言えばスマホとか、服、プラ製品とかですよね。

これらの製品が安く手に入るのは私たちにとっても嬉しいことではないでしょうか。

輸出がしやすくなる

関税が引き下げられることで、日本で製造した製品も、相手国で低い値段で入手できることになります。よって、日本の製造業のメーカーにとっては輸出額が増えると見込まれます。

輸出に関しては、協定がない状態ではメンドウなプロセスが必要だった貿易関連の手続きが緩和され、より貿易量が増加するという点も挙げられます。

日本は昔から製造業の加工貿易(原料を輸入して製品を輸出する)割合が大きいことから、輸出によってGDPの押し上げ効果も見込まれています。

GDPの押し上げ効果

中国市場にアクセスしやすくなる

中国市場というのは、世界的に見ても、今や巨大なマーケットの一つで、日本にとって中国は最大の貿易相手国です。また、中国にとっても日本はアメリカに次ぐ第2位の貿易相手国です。

やはり、ビジネスにおいて中国は無視できない関係になっていますので、影響度は大きいと思われます。

RCEPのデメリット😭

一方で、当然ですがデメリットもあります。

先ほどのメリットは諸刃の剣にもなり得るもので、業種によってはダメージが大きい業種もあります。

低コスト品による競争の激化

輸入品が低コスト化されるということは、国内産業の競争力が落ちるということになります。

国内メーカーについては、信頼性が高く良い製品が多いと言われていますが、中国製の安かろう悪かろうに対抗しようとすると、かなり利益率を削られる傾向にあります。

ただでさえデフレで賃金が上がらないのに、そこで低価格の製品が入ってきてさらに利益が減り、更なるデフレが加速するという構図になりかねません。

国内農業の衰退

特に、農産物に関しては、どうしても国内の農業方法では大量生産に向かないためコストが高く、安い海外産農産物の流入により更なる窮地に立たされます。

野菜については、下記のような品目が輸入品が多いと言われていますが、比較的冷涼な気候で作られる野菜は、中国からの輸入品が多いと言われています。(タマネギ、ニンジン、ネギ、ゴボウ、ニンニクなど)

順位野菜
1位タマネギ
2位ニンジン
3位カボチャ
4位キャベツ
5位ネギ
6位ゴボウ
7位ピーマン・パプリカ
8位ジャガイモ
9位ニンニク
10位ブロッコリー

また、貿易関連手続きが緩和されることで、劣悪な品質の農産物の混入や安全性に問題のある農薬などを使用している農産物が入り込む危険性が指摘されています。

粗悪品の流入

発展途上国に行くと、ブランド品の偽物や、中国産のパチモンなんかが結構流通していますよね。

今は、空港などの税関でしっかり差し押さえられていますが、輸出管理の簡素化によって、流入してくる可能性は増えるかもしれません。

他にも、より多くの工業製品などが入ってくると、安かろう悪かろうが身の回りに溢れるかも。

輸出管理が曖昧に?

なんかつい最近まで、韓国とは半導体関連の重要輸出品であるフッ化水素輸出を制限していたりしていましたね。

2020年の夏には、日本の経済産業省から、外国為替及び外国貿易法に基づく輸出管理制度について、韓国向けの運用を厳格化していました。

韓国の輸管体制の説明はありましたか??

そんな中でRCEPを組んで管理基準を引き下げてよいものか??

そのあたりはしっかりとした管理を引き継いでいただきたいものです。

金正恩氏の妹の金与正氏によれば、原産国の記載変更ができるということも懸念されています。

他にも気になることはたくさん

インドは不参加

インドについては、RCEPに不参加であることを2019年に表明しています。

インド外務省は「交渉離脱はインドの国益を踏まえた決定である」と言っており、国内産業の保護と、中国とドンパチやっていた嫌悪感もあって今回の合意からは抜けています。

実は結構日本にとっては痛い離脱だと考えていて、インドが抜けたことで中国一強状態になってしまい、「中国のやりたい放題を止められない事態になっているのではないか」と、各国からも懸念の声が挙がっているようです。

要は中国に有利な内容になっているんですね。

菅首相のコメントでは、
「本日、RCEP協定にインドが署名しないことは残念だが、インドは、地域の経済枠組みにとって不可欠なプレイヤーであり、我が国はインドのこの協定への将来の復帰に向けて、引き続き主導的な役割を果たす決意。」

コッチキテヨー!🤣

ひよこ
ひよこ

ちなみに歴史を振り返ると

歴史を振り返ると、黒船が来た時には不平等条約を結んだ

貿易関連の条約というものは必ず国と国のメリット、デメリットが交錯するため、カンタンには締結できません。

しかし、今回のRCEPを見ていると不平等条約という名前を思い出しました。

歴史に強い方はピンとくるかと思いますが、鎖国をしていた日本にペリーがやってきて、日本は不平等条約を結びましたね。

「日米修好通商条約」や「日仏修好通商条約」などなど。これは、「関税は日本は決められんぞ。こっちが勝手に決めるぞ~」というもので、日本の国内産業がコッテコテにやられたと言われています。(一方で、海外産のものが安く手に入って近代化が加速したとも)

今回は中国に有利な不平等条約なのではないか!?というと言いすぎでしょうか?言いすぎじゃないかも。

極めつけはコレ。人の移動・投資にも影響。外国人の滞在期間の延長ができる?!

そしてそして、ホーク🦅的に極めつけの最大の問題点が、人の移動と投資関連の記載だと思っています。

上記にあるように、投資活動の積極的な推進について言及されています。

中国の富裕層に日本の土地が買われている等と聞いたことはありませんか?

RCEP締結によって、これらの土地買収のような投資活動がしやすくなります。おまけに、投資の下見といった行動で日本国内に滞在できる期間が長くなることを規定しています。

ク〇めんどくせー&読みにくい協定条文を読んでいくと、日本国内での一時的な滞在というのは5年も滞在できるようになるそうです。

ホーク
ホーク

要するに、移民が増えるということですな。

えぇぇ。もうこれ絶対隠そうとしてるでしょ。

ひよこ
ひよこ

日本はどうなってしまうのか?みなさまができることを

例えば、投資家のみなさまがここまで読んでいただいたのであれば、投資すべきは国内であれば製造業、特に車載関連メーカーかなと思います。

関税撤廃になりますので輸出関連のコストが抑えられ、売り上げは伸びる可能性は高くなります。中国内でのEV開発も積極的なことですし。

一方、ホーク🦅としては改めて危機感を抱きました。

私たちの日本を守っていくということが、とても困難な道のりのように感じてしまいました。

私たち一人一人が危機感を持って立ち上がり、アウトプットしていかなければ現状は変わらないと思います。

少なくともホーク🦅は声高に叫んでいこうかと思います。

Youtubeでもたくさんの動画がアップロードされていました。勉強になります。

Trivia Hawk

鶏🐓とビール🍺を愛する投資家サラリーマン。 資本主義を知りすぎて菜園まで始めてしまった。

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