アメリカで今何が起きているのか?資本主義と信用創造が崩れる?!(前編)
ねーねー、今アメリカはどうなっちゃってるの?


歴史的な事件が起こっていることは間違いないよ。なんでこんな事件が起こっているのかわからない方のためにエッセンスを書こうと思います。
2020年11月以来、様々なニュースや情報が飛び交い、何が真実で何が嘘かわからない状態になっている方が多いのではないでしょうか。
世界中を巻き込んで「人狼ゲーム」をしているような状態に思えます。

誰が人狼で、私たち村人が助かる道はあるのか?!
食われるー!

今の状態について、結論から申し上げれば、古くからアメリカのみならず世界を牛耳っていた人間たちの一部が舞台から引きずり降ろされようとしています。
どんな人たちが?
なぜ引きずりおろされるのか?
悩んだときは歴史を学び、正しく自分たちが置かれている状態を認識して、現在どのような流れの中に巻き込まれているのか、視点を上げてみましょう。
資本主義の世界における支配者とは?
基本的には資本家が支配者
資本主義社会では、資本家が労働者を雇って労働力を使い、商品を作って利益を生み出します。
利益を投資をして更なる利益の拡大を狙う経済的な運動が本質です。
つまり、利益は資本家のためにあり、更なる利益を生むために使われるため、私たち労働者に十分な利益が回ってくることはありません。
よって、資本家たちが私たちを支配していると言ってもいいでしょう。
詳しい話は「マルクスの資本論を読み解く」シリーズをご参考まで。
資本家にも種類がある?
さて、先ほど記載した経済的な運動は、「お金→商品→お金」という風に表すことができて、最後に出てきたお金は最初の量よりも増えているはずですね。
このような活動を多くの企業・資本家たちは行っています。
上記のような形態で表される資本を「産業資本」と言います。
ものづくりだったり、サービスを提供して対価を得るようなカタチの業務をしている企業のことですね。
他にも、「商人資本」と呼ばれる、モノを仕入れて販売するような形態の企業も同様です。
例えば、あなたがこれから起業をすれば立派な資本家になれるわけですが、おそらくこういった産業資本や商人資本としての活動になるのではと思います。
金貸し資本とは?銀行🏦
資本家には他にも種類があり、「金貸し資本」と呼ばれるものです。
銀行などに代表されるこれらの企業は、基本的には商品という形態を通さず、「お金→お金」というカタチで利益を増やしていきます。
なんか不思議じゃないですか?
彼らは他の資本家たちにお金を貸し出して、「利子」を得ることで利益を伸ばしていきます。
ただ、この利子の話は一般的な話であって、実際はもっと闇深~な実態が潜んでいるのです。

一例を挙げると、株式投資をされる方はご存じかもしれませんが、「悪魔の増資」と言われる「MSワラント」などです。
えぇ…悪魔の増資?!


既存株主が必ず損をして、増資を引き受けた証券会社(銀行)が確実に儲かる方法なんだ
世界で最強の金貸し資本「ロスチャイルド一族」
さて、そんな金貸し資本ですが、どうやらたいへん儲かってる感ありませんか?
では、世界で最強の金貸し資本はさぞ儲かっとるんやろうなぁ~と思うじゃないですか。
世界最強の金貸し資本というのは、「ロスチャイルド一族」と言われる人々がいます。(その背後にもいらっしゃるようですが割愛)

彼らロスチャイルド一族は、もともとのルーツはヨーロッパのユダヤ系の一族です。
Wikipediaにも載っているので怪しい話ではありませんよ
ユダヤ系の方々は、中世においてユダヤ教への迫害などから、当時は汚い職業と言われていた金貸し資本として生き抜いてきており、金融に強い特徴を持ちました。
中世は戦争を繰り返した歴史がありますが、お金がないと戦うこともできません。
金貸し資本として、金融への知識を利用してロスチャイルド一族は世界を牛耳っていきます。
特に、19世紀以降の世界は、すべてのお金がロスチャイルド一族に入ってくるような仕組みを作ったと言われています。
その仕組みの一つに、資本主義社会では欠かすことのできない、「信用創造」と言われるものがあります。
破格の儲け方「信用創造」
まず信用ってなに?
レイ・ダリオという有名なヘッジファンドのマネージャーですが、すごくわかりやすく経済の仕組みを教えてくれています。
30分の長丁場になりますが、ぜひ見て頂きたいです。てか小学校でやった方がいい。
めんどくせぇ~という方には僭越ながらホーク🦅がピックアップして説明すると
経済というのは、信用(英語だとCredit。要は借金)によって活動し、拡大する。
ただ、やりすぎるとバブル崩壊して恐慌(大不景気)に陥る。
この、信用≒借金がミソです。
じゃあ信用創造は、借金を作り出す?
信用創造というのは、銀行においては、人々から集めている預金以上に貸し出しを行うことによって、お金を生み出していることを言います。
例えば100人の顧客がいて、1人ずつから1万円を預かっているとしましょう。
ホーク🦅銀行には100万円の資産(預金)がありますね。

そこに、3人のひよこ社長が50万円の融資を受けたいと来たとします。本来であれば100万円までしか貸せないはず。
ですが、クソ真面目に紙幣を渡すわけではないので、通帳に50万円と記載をして3人のひよこ社長に渡してあげればいいのです。

あれ?世界には50万円増えちゃいましたね。
これが信用創造というものです。
このようにしてお金を生み出し、借金を作り上げていくのです。
世界の利益は支配者層に吸い取られていく
さきほどは銀行の話を例に出しましたが、支配者たちのスケールは1つの銀行レベルではありません。
国の銀行、すなわち「中央銀行」レベルなのです。
中央銀行というのは政府の機関ではなく、特殊法人という株式会社に近い存在です。
株式会社に近い、ということは、誰かが株を持っている、つまり利益を出して配当を出しているということです。
え?誰が保有しているの?


約半分は財務省。残りは。。。

さて、続きは後編、アメリカの分断の話!!
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